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2007年10月アーカイブ

コレステロールに、善玉コレステロールと悪玉コレステロールがあるということは、健康に留意している方であれば、テレビのためしてガッテンはじめ、その他の健康雑誌等をご覧になられることで、よくご存知のことだと思います。

ただし、これまであまり健康に気を使っていなかった人にとっては、そのような健康雑誌や、健康情報番組などにふれることもなく、ご存知ない方がいらっしゃっても、まったく不思議ではありません。

しかし、実際にコレステロール自体に善玉と悪玉といった2種類のものが存在しているわけではないといったら、いかがですか。

ご存知でしたか?

コレステロールが血液に溶け込むために変容するリポタンパクの違いにより、便宜上、今は善玉コレステロール、悪玉コレステロールと名づけられているのです。


つまり、血液中に存在するコレステロールは、高比重リポタンパク(HDL)や低比重リポタンパク(LDL)に包まれて存在するといえます。

このHDLに包まれて存在するコレステロールを善玉コレステロールといい、LDLに包まれて存在するコレステロールを悪玉コレステロールといいます。

コレステロールが私たちの身体に働きかける役割としては、大きく4つあるといわれています。


1血管壁の保護
 身体を構成しているのは無数の細胞ですが、この細胞膜を作るために必要な原料が
 コレステロールとリン脂質です。特に血管壁の保護には必要不可欠です。


2ステロイド・ホルモンの合成
 副腎皮質ホルモンや男性ホルモン、女性ホルモンを合成するための原料となります。

 
3胆汁酸の原料
 食事でとった脂肪の消化吸収を促進するための胆汁酸の原料となります。
 1日に300から500㎎のコレステロールが必要とされます。


4骨や歯を丈夫にする
 脂溶性ビタミンのビタミンA・D・の吸収するためにコレステロールは大切な役割を果たします。
 ビタミンAは皮膚や内臓の粘膜を強化し健康状態を保つための役割をにないます。
 ビタミンDはカルシウムの吸収をよくし、骨や歯を丈夫に保ちます。

コレステロールを下げることだけを考えるのではなく、まずは、コレステロールとは何かを理解することが大切です。

コレステロールは、私たちが生きていく上で欠かせない3大栄養素の一つである脂質に含まれています。


3大栄養素とは、糖質、たんぱく質、脂質のことですが、脂質には、さらに4つの種類があり、中性脂肪、リン脂質、遊離脂肪酸とコレステロールに分類できます。

コレステロールは、私たちの身体をつくっている何百億個もの細胞の原動力であり、細胞は、皮膚や筋肉、内臓、骨格、神経などを作っています。


コレステロールは一般的には、体によくないイメージがありますが、このように重要な役割をになっており、量がすくなくなると、血管の壁がもろくなり脳出血の発生頻度が増えるとも言われています。


また、副腎という臓器のなかでは、コレステロールは、副腎皮質ホルモンを合成するための材料となっており、このステロイドホルモンは不足すると活力や食欲が減退し、倦怠感を覚えます。


コレステロールは、私たちが健康に生きていくためには、必要なものであることを、まずは確認しておくことにいたします。


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