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2007年11月アーカイブ

スタチンとは、・アトルバスタチン、プラバスタチン、シンバスタチンを総称したものですが、代表的なコレステロールを下げる医薬品の成分です。

スタチンは、細胞レベルでのコレステロールの合成スピードを弱める働きをします。スタチンは、悪玉コレステロール値と中性脂肪値を下げ、善玉コレステロールの割合を引き上げます。

スタチンは、このように処方によってはその効果を期待できますが、一方で、金沢大大学院医学系研究科脂質研究講座教授の馬渕宏氏らは、高コレステロール血症患者にスタチンを投与すると体内でコエンザイムQ10(CoQ10)の合成量が減るという結果を報告しています。

(ただし、CoQ10サプリメントの摂取によってそれを補充できることを二重盲検比較試験で示したともいっています。)

いろいろと、こちらを立てればあちらがたたずなんてことが、体の中でも起こっているようです。

ビタミンAには、その強い抗酸化作用で、善玉コレステロール、悪玉コレステロールの酸化を防ぎ、悪玉コレステロールの血管壁への付着を阻止し、動脈硬化を予防するという説もありますが、ウィキペディアによると科学的な根拠はまだないとのこと。

ただ、ビタミンにはビタミンのしっかりとした効果がありますので、プラスα的な気持ちで、きっちり摂取しておればよいのではないかと思います。

例えば、適度なビタミンAの摂取は、目が乾く、肌がかさつく、胃腸の粘膜が傷つきやすくなる、髪が傷む、爪がもろくなる、などを防いでくれます。


さて、抗酸化作用といえば、ビタミンEにも同様の働きがあります。
食品でいば、最近注目されているグレープシードオイルがおすすめです。


料理にかかせない油をグレープシードオイルに変えることで、コレステロール0%、ポリフェノールやオレイン酸、ビタミンEも豊富に摂取できそうです!


グレープシードオイルについては、こちらの記事も参考になりました。

⇒ 今、話題のグレープシードオイル



★参考:
乾癬の治療や白血病の治療ではビタミンAのもつ細胞分化作用を用いているがビタミンAにはそれとは別に抗酸化作用があると言われている。悪玉コレステロール(LDL)が酸化され動脈硬化が進展するというLDL酸化説という仮説があり、抗酸化作用を持つビタミンAを摂取すれば動脈硬化を防ぎ、心筋梗塞など動脈硬化性の病気を防ぐことができるのでは言われていたことがある。残念ながら現在のところビタミンAの摂取で心筋梗塞が予防できるという疫学的なデータは存在しない。同様の抗酸化作用を持つといわれるビタミンEやポリフェノールに関しても動脈硬化予防作用があるかどうかは疑わしい。


青い背をもった魚、例えば鯖、鯵、秋刀魚(さば、あじ、さんま)などに含まれる魚の脂肪は、中性脂肪を下げる働きがあります。

この脂肪は多価不飽和脂肪酸といわれるもので、たくさん摂取してもコレステロールを上げることはありません。このあたりは、肉類から脂肪を摂取した場合との決定的な違いです。

この魚の脂肪の中に含まれる、EPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)が、中性脂肪を下げる働きがあります。

エイコサペンタエン酸(EPA)は、血液をサラサラににして血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪を減らす働きがあり、動脈硬化、脳梗塞、脳卒中、血栓症高脂血症、高血圧などの病気の予防、改善に役立つといわれています。


ドコサヘキサエン酸(DHA)は、脳や神経組織の発育、機能維持には不可欠の成分で、脳細胞内に多く存在します。脳細胞内のDHA量が減ると、乳幼児の脳や神経の発達が悪くなったり、老化による学習能力や視力の低下を招くといわれています。

リノール酸は、植物油に多く含まれ、ベニバナ油(サフラワー油)やコーン油、大豆油、ごま油、米ぬか油に多いとされています。

リノール酸は、血管壁のコレステロールを取り除くことで、血管の弾力性を高めています。
ただし、リノール酸の残念なところは、悪玉コレステロールだけではなく、善玉コレステロールも減らしてしまうことです。

ですから、リノール酸の効能を期待するあまりの過度な摂取はお控えください。

リノール酸の摂取には、α-リノレン酸、EPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)などの、n-3系列の脂肪酸をあわせてとることが望ましいといわれていますが、そのあたりについては、また後日あらためてレポートいたします。


ご参考までに、最近では、ヴァージンオリーブオイルが善玉コレステロールを減らすことなく悪玉コレステロールだけを減らすことがわかっており、健康管理に敏感な方には重宝がられています。

なぜなら、ヴァージンオリーブオイルには、善玉コレステロールを増やす一価不飽和脂肪、オレイン酸を多く含むためです。


また、こめ油にも注目は集まります。こちらのブログ記事で紹介されている【こめ油 1500g】もかなりの人気のようです。⇒ こめ油でコレステロールを下げる


「こめ油 1500g」は、ビタミンEの栄養機能食品で、胚芽と米糠から抽出・精製された米油(こめ油)です。素材の持ち味を活かすさらっとした風味のよさで、ど んなお料理にもよく合います。オレイン酸とリノール酸の優れた含有バランス。さらに、植物ステロールやγ-オリザノール、トコトリエノールも含有しています」

ビタミンEは、抗酸化作用により、体内の脂質を酸化から守り、細胞の健康維持を助ける栄養素です。

コレステロールのとりすぎと心臓発作が直接かかわることはないと思うのですが、これまでのコレステロールを下げる関連記事で申し上げてきた食物繊維の摂取が、心臓発作の予防にはとても有効なのです。


食物繊維は、消化・吸収されないため、大腸で水分やコレステロールなどを吸収して便の硬さをコントロールし、大腸の運動を促して便意をもよおさせ、からだの老廃物といっしょに排出する作用があります。


便意がもよおさない状態が3から4日以上続く場合、通常便秘といいますが、便意をもよおさない状態が長引けば長引くほど、気持ちにあせりが生じますし、なんとか便秘を解消しようと、一生懸命にいきむことをしがちです。


このいきみが、実は血圧を上げ、心臓への負担を大きなものとするのです。



少し"いきむ"だけでも、最大血圧が60~70mmHg以上は上がるといわれていますので、便秘のため強く"いきみ"をすれば100mmHgぐらいは簡単に上がることが予想されます。


これらのことが、脳卒中、狭心症、心筋梗塞、不整脈などを誘発したりする場合がありますので、常日頃から、食物繊維の摂取をこころがけ、コレステロールを下げるとともに、便通をよくすることも心がけておく必要があります。


このように、コレステロールを下げることに気をつかうことで、実はさまざまな病気の予防につながっていきますので、コレステロールを下げることへの関心は、健康を保つためには重要な要素であるといえます。

食物繊維には、水に溶けるものと溶けないものの2種類があることは、すでにご説明したとおりです。

水に溶けるタイプの水溶性食物繊維は、水分を吸収することで胃に滞留する時間が長くなり、消化吸収のスピードを低下させます。

その結果コレステロールや血糖、塩分の吸収が抑えられ、動脈硬化や糖尿病、高血圧の予防にも効果的であるといわれています。


一方で水に溶けないタイプの不溶性食物繊維は、腸内環境を整え、便の量を増やして排出を助けるといった効果があり、コレステロールの排泄を促します。


水溶性食物繊維の例としては、

果物に多く含まれるペクチン、豆科植物グアーに含まれるグアーガム、昆布やわかめに含まれるアルギン酸、こんにゃくいもの特有成分であるグルコマンナンが上げられます。

また、

不溶性食物繊維の例としては、

野菜やきのこに含まれるセルロース、穀物に多いヘミセルロース、えびやかにの殻に含まれるキチン、カカオ豆に含まれるリグニンが上げられます。


日々の食生活の中で、バランスよくこれらの食物繊維を摂取することが、大切だといえます。

食物繊維には、水に溶けやすい水溶性食物繊維と水に溶けにくい不溶性食物繊維があります。

以前はやったファイブミニという飲料などは、まさに食物繊維を多く含むドリンクとして有名になりました。

ファイブミニ1本にレタス1.8個分の食物繊維ということがうたい文句でした。


さて、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の違いについてですが、不溶性食物繊維は、セルロール、ヘミセルロース、キチン、リグニンに分類できます。

一方、水溶性食物繊維は、ペクチン、グアーガム、アルギン酸、グルコマンナンに分類できます。


不溶性食物繊維を代表するセルロースを含む代表的な食べ物としては、レタス、りんご、大豆、ごぼう、穀物などがあります。


ちなみに、「生野菜を食べると体を冷す」ということが言われていますが、原理としては野菜は、セルロースという薄い皮膜のようなもので覆われており、人は、このセルロースを分解するための酵素であるセルラーゼを体内で生成できないために、生野菜を食べるとお腹にガスがたまったり、お腹が痛くなったり、人によっては下痢をするということが起こるので、このようにお腹が痛くなる=体を冷す という図式が語られているようです。

ところが、このセルロースも煮込んだり、あるいはジューサーでミキシングすることで壊すことができるので、上記のような症状がおきにくくなるといわれています。


まぁ、野菜を食する場合にも、その調理方法によっては食物繊維をとれないといったことは、頭の隅に入れておいたほうがよいのかもしれません。

逆の言い方をすれば、コレステロールを下げるために食物繊維の摂取に固執して、生野菜を食べすぎて、結果としてお腹の調子がわるくなるのであれば、やはりバランスを考えた食事を心がけるべきだということです。


何事もほどほどにとは、よく言ったものです。

悪玉コレステロール=低比重リポタンパク(LDL)値を下げるのに、食物繊維がよいとされています。

食物繊維とは、セルロース、ペクチンなど炭水化物に似た成分を含み、便が腸を通過する時間を短くする働きがあるとされています。

食物繊維は、消化・吸収されないため、大腸で水分やコレステロールなどを吸収して便の硬さをコントロールし、大腸の運動を促して便意をもよおさせ、からだの老廃物といっしょに排出します。

もう少し具体的にいいますと、食物繊維は、コレステロールを材料にして作られる胆汁酸を吸着して、体外への排出に導きますので、結果として胆汁酸の排泄量が増えると、肝臓は新たな胆汁酸を作るのにコレステロールを消費しコレステロールの量が減るという原理です。

代表的な食物繊維を多く含む食材としては、きくらげ、干ししいたけ、ひじき、大豆、ごま、インゲン豆、かんぴょう、オートミール、きな粉、切干大根などがあります。


また、これらの食材については、個別に取り上げてみたいと思います。

悪玉コレステロールを減らす方法として、真っ先に考えられることは、コレステロールを含む食材の摂取を控えることではないでそゆか。


つまり、今摂取している食材を置き換えるという方法です。


動物性の食材を、植物性の食材に置き換えて食事をとることで、コレステロールの摂取を減らすことができます。

例えば、バターの代わりに、オリーブ油を使用するといった工夫や、肉製品の栄養を大豆や豆腐に置き換えたりといった工夫です。


代表的な料理としては、お肉を使った通常のハンバーグを豆腐ハンバーグに変えたりといったところでしょうか。


また、通常の牛乳よりも低脂肪乳、脱脂乳などといったものに徐々に摂取するものを置き換えていくことで体を慣らしていくといった方法も有効です。


さらに、空腹感を満たすために、動物性の食品を摂取するのではなく、野菜や海藻を積極的に摂取するといったことも有効です。


コレステロールもカロリーも低めの食材の代表例としては、大豆やしいたけ、トマト、わかめなどがあげられます。

これらを積極的に食生活に取り入れていくことを習慣化したいものですね。

コレステロールについて、いろいろとお話ししておりますが、今回は、コレステロールを多く含む食材の話しです。

コレステロールには悪玉コレステロールと善玉コレステロールがあるという話をしておりますので、コレステロールを多く含む食材といっても、それが善玉なのか悪玉なのかで意味が違うのではないかと思われる方がいらっしゃるかもしれません。

しかし、善玉コレステロールと悪玉コレステロールの記事でも申し上げましたように、コレステロール自体には善玉も悪玉もありません。


さて、それでは、コレステロールの多い食材の代表例ですが、鶏卵、魚卵、乳製品、肉といった動物性の食材となります。

例えば、100グラムあたりのコレステロール量のだいたいの目安では、一番多い鶏卵で420mg、魚卵の代表的存在のたらこで350mg、意外なところでうなぎの蒲焼が230mgあります。

コレステロール値の正常な人が一日に摂取してよいコレステロールは、18歳以上の男性で750mg、女性で600mgとなりますから、今もうしあげた食品なんかを好物としている人は本当に要注意です。

これらの食品が好物な人は、まずは、食事にメリハリをつけるなどしてきっちりと栄養管理することが、必要です。

本当に、ちょっと意識するだけでも、コレステロールの摂取はコントロールできると思うので、まずは知識を十分にしていくことが大切なことです。

コレステロールを下げる食べ物という考え方も確かに大切ですが、コレステロールの多い食べ物を控えるという考え方も、それに劣ることなく大切な考え方となります。

善玉コレステロールを増やすのに一番いいのは運動だといわれています。適度な運動です。ただ、善玉コレステロールを増やすという概念は、少々わかりにくさががあります。


以前に、中性脂肪が減ると善玉コレステロールが増えるということをお伝えしましたが、この表現は、どちらからというと中性脂肪が減ることで、善玉コレステロールが減りにくいというのが正解だったと思っています。

善玉コレステロールを増やすという話の根源は、どうやら善玉コレステロールを減りにくくするという視点のようです。

ですから、禁煙も善玉コレステロールを増やすための方法として取り上げられていることがありますが、むしろ、善玉コレステロールを減らさないための施策と考えてよさそうです。

つまり、たばこを吸うことで悪玉コレステロールが増え、その悪玉コレステロールを肝臓に運ぶのに善玉コレステロールが使われ、そして減っていく。

禁煙によってこの減りを少なくすることで、善玉コレステロールが減っている人は、その減りがすくなくなり、相対的な話として、禁煙前より増えますよといった意味でとらえるのが正解だと思います。

適度なお酒も善玉コレステロールを増やすのにはよいとされていますが、これも悪玉コレステロールがストレスが原因で増えるのを、適度なお酒によってストレスを減らし、善玉コレステロールの消費を減らす=残量は増えるみたいな認識です。

善玉コレステロールについては、どちらかというと悪玉コレステロールを減らすことで相対的な量が増えるみたいなイメージでとらえ、悪玉コレステロールを下げる食品について、いろいろこのブログでは確認していきます。

人の死に直結する恐れがある動脈硬化とは、動脈が肥厚し硬化した状態をいいます。


さらに、これによって引き起こされる様々な病態を動脈硬化症といいます。

動脈硬化の種類にはアテローム性粥状動脈硬化、細動脈硬化、中膜硬化などの3タイプに大きく分けることができますが、特に注記のない場合はアテローム性動脈硬化を指しています。


アテローム動脈硬化症は、高脂血症や糖尿病、高血圧、喫煙などの危険因子により生じると考えられ、すでに述べているとおり、コレステロールとも深い関係にあります。


アテローム動脈硬化症は、最終的には動脈の血流が遮断されて、酸素や栄養が重要組織に到達できなくなる結果、脳梗塞や心筋梗塞などの原因となります。


コレステロールと動脈硬化に特化して考えた場合、上記のことは、血液中に悪玉コレステロールが過剰にある場合、つまり善玉コレステロールによって血液中の悪玉コレステロールが肝臓に戻すことができない状態のとき、取り残された過剰な悪玉コレステロールが血管にたまり、血液の通り道を狭くして、状況が悪くなれば動脈硬化を誘発するということになります。

 

高脂血症が身体に深刻な影響を及ぼすことを前回お話しいたしました。

そして、この高脂血症には悪玉コレステロールの増加が大きくかかわっていることもお話ししました。

では、この高脂血症にならないようにするには、どうすればよいのでしょうか。
大きく4つの治療法があります。


■ウォーキングなどの有酸素運動を取り入れる

■喫煙者は禁煙を(タバコは善玉コレステロールを減らします)

■動物性脂肪の摂取を控え、植物油や魚油に切り替える。

■病院にて投薬を受ける


 高脂血症になりますと、目玉の黒玉のまわりに脂肪がたまり、角膜輪という白い輪が表れます。
 また、手の甲やひじ、ひざ、まぶた、おしりなどに黄色い脂肪のかたまりがでてきます。
 このような症状がでてきた場合は、速やかに医師の指導を受けることをおすすめいたします。

 

しかし、高脂血症は先にものべたように、悪玉コレステロールを下げる食品を摂取したり、悪玉コレステロールを多く含むレバー類、ウニ、イクラ、タラコなどの魚卵類を控えるなど、食生活の工夫で予防もできるので、知識として、身に着けていても損はないと思います。

最近よく聞く医学用語のひとつに高脂血症があります。高脂血症とは、血液中のコレステロールや中性脂肪が増加した状態をいいます。

この状態の何がいけないかといえば、高脂血症には、合併症を引き起こす場合があるためです。
そしてこの高脂血症でもっとも問題となる合併症は、動脈硬化症です。

動脈硬化の何が怖いかといえば、動脈硬化は、生死にかかわる病気を引き起こす要因となるためです。

例えば、

○ 脳:脳梗塞、脳出血。

○ 心臓:狭心症、心筋梗塞

○ 腎臓:腎硬化症、腎不全

○ 血管:大動脈瘤(破裂)、閉塞性動脈硬化症、脱疽

 

また、中性脂肪が多い場合には、脂肪肝を引き起こします。

 

ここで、私自身が肝に銘じておかなければならないことは、自分が健康に老後も生きていくためには、悪玉コレステロールと中性脂肪を増やすような食生活はしないこと!

まずは、この部分をしっかりと認識することから始めましょう。

  

コレステロールは、アポタンパクというたんぱく質と結びつくことで、血液を循環します。

そして、この時のコレステロールの比重と大きさの違いによって4種類に分類され、そのうち高比重のものを善玉コレステロール(HDL)といいます。

すでに申し上げてきたとおりです。

では、なぜHDLは、善玉コレステロールと呼ばれるのでしょうか。


それは、この善玉コレステロールが、肝臓から体内の各所に運ばれていった悪玉コレステロールのうち、血管に付着して残置されているものを回収して肝臓に戻す役割をになっているためです。


したがって、善玉コレステロールは、血管壁に付着した悪玉コレステロールが原因でおこる動脈硬化を予防する働きがあるともいえます。


逆に悪玉コレステロールが、適材適所に配分されている分には善玉コレステロールが不要な悪玉コレステロールを回収してくれるので全く問題はありませんが、善玉コレステロールの働き以上に摂取された悪玉コレステロールは、善玉コレステロールの回収が不可能になるため、身体に深刻な影響を及ぼす危険性がはらんでいるといえます。


ですから、メタボリックシンドロームである私のようなものは、悪玉コレステロールを体内から減らすためにも、特に日常生活における食事面には、気を配る必要があります。


私のような40代にもなりますと、悪玉コレステロールを下げる食べ物(食事)、つまり善玉コレステロールを増やす食べ物(食事)に関心をもち、日常生活の再設計が健康維持のためには必要になってきます。

これは、自分自身の節制と家庭で食事を作ってくれる妻の協力無しには実現しません。

コレステロールを下げる食べ物を摂取するということは、必ずしも自分自身の力だけでは実現しないことがわかります。

家族円満、時には妻に優しくしてみることも、実はわれわれ中年メタボリックシンドロームな人たちには、重要なポイントなのです。(笑)



悪玉コレステロールが、低比重リポタンパク=LDLであることは前回学習しました。

また、前回は申し上げる事ができなかったのですが、超低比重リポタンパク=VLDL及びカイロミクロンも同様に悪玉コレステロールに分類されます。


さて、これらの悪玉コレステロールですが、ちゃんとした役割もあります。


LDLすなわち低比重リポタパク(悪玉コレステロール)は、肝臓から体内の各細胞にコレステロールを運ぶ役割をしています。


コレステロールは生きるために必要な栄養素ですから、ある意味とても重要な役割です。


しかし、難点は、肝臓から体内にコレステロールを運んでいるLDLが、必要以上に多い場合、血液の動脈の中がつまってしまう恐れがあることです。
そして、最悪死にいたることもある、動脈硬化を引き起こしてしまいます。


これこそ、LDLが悪玉コレステロールと呼ばれる所以です。


ある意味、この呼ばれ方には、LDL自身納得がいっていないのではと思うのは、私だけではないでしょうね。

今日はちょっと、難しい話になります。
コレステロールの本質の話とでもいいましょうか。

今後、コレステロールを下げる、中性脂肪を下げるという話になっていったとき、今日の知識がベースとなります。


さて、コレステロールや中性脂肪というものは、その成分から脂質に分類されますが、この脂質は、残念なことに血液には溶けません。


つまり、血液中にコレステロールが存在しているということは、コレステロールがなにかとくっついているかして、変容しているということが想像できます。


まさに、コレステロールと血液の関係は水と油のようなですから。


その答えがここにあります。
身体の中で何がおこっているかといえば、


コレステロールをはじめとする脂質は、血液の中を循環するために、アポタンパクというタンパク質と結びついています。


この結びつきを実現することで、脂質は水になじみやすい状態に変容し、血液の中を循環することができるようになっています。


そして、この脂質とアポタンパクが結びついた状態をリポタンパク質といいます。

言い換えれば、リポタンパク質とは、脂質が血液を循環するためにアポタンパクと結びついたタンパク質のことだといえます。


そしてこのリポタンパク質には、比重とその大きさの違いで、
比重の小さいものから、

 

 →カイロミクロン、
 →超低比重リポタンパク=VLDL、
 →低比重リポタンパク=LDL(悪玉コレステロール)、
 →高比重リポタンパク=HDL(善玉コレステロール)


に分けられます。


そして中世脂肪といわれるものは、主にカイロミクロンとVLDL状態になって、血液中を循環しています。

コレステロールに悪玉と善玉があるのであれば、ちょっと考えれば善玉を増やしたいと思うのが人情です。

では、どうするのか。

ずばり中性脂肪が減りますと善玉コレステロールは増えます。


若干おさらいが入りますが、コレステロールは、私たちが生きていく上で欠かせない3大栄養素の一つである脂質に含まれています。

このことは、一番最初の記事【コレステロールは、3大栄養素の脂質の一種です。】で申し上げました。


そして3大栄養素とは、糖質、たんぱく質、脂質のことですが、脂質には、さらに4つの種類があり、中性脂肪、リン脂質、遊離脂肪酸とコレステロールに分類できます。


しかしながら、中性脂肪の過度な摂取は、コレステロールを有効に体内で作用させるにあたっては、弊害が生じる恐れがあります。


中性脂肪の役割としては、まさかのための貯蓄用のエネルギー!?であると、私は理解しています。

現代社会では食べ物に不自由していないので、普通に生活していても、ちょっと油断すると中性脂肪は、必要以上に体内に蓄積されているというのが実情です。


ですから、善玉コレステロールを増やすには、中性脂肪を減らすこと、そのためにはやはり適度な運動がまずは必要であることが再認識できます。


もちろん、当ブログの主題である食事に気をつけることで、中性脂肪の摂取を減らし、結果として善玉コレステロールを増やし、悪玉コレステロールを減らすことにつなげていくことは可能です。

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